「知らなければ良かった」と思うかもしれない『夏バテ』の話

 

 

「命を守るための自己防衛が必要な時代」に突入した。と言うと大袈裟でしょうか。

ほとんどの方が「夏バテぐらいでは死にはしない」と思っているでしょうが、実際、数年前、フランスでは猛暑で5000人が死亡しました。(マスコミ試算)

近年の熱中症により死亡数は、毎年1000人近くにのぼります。

記録的な猛暑で熱中症による死亡者数が最も多かった2010年は1,731人が死亡。翌2011年は948人、2012年727人、2013年1,077人、2014年529人、2015年968人と推移しています。

ニュースにはなっていませんが、実際のところ、暑さが原因で死亡した方はもっといるはずです。

病気の方や体力の弱っている方にとって、夏バテは命取りになりかねません。

そしてそれは、自分は健康だと思っている人も例外ではないのです。

自分や家族が暑さで死なないように、本当の健康管理法を知っておきましょう。

 

 

夏バテの原因を確認しよう

・めちゃくちゃ暑いとそれだけでストレスになる→免疫力低下

・冷房→ 頻繁な気温の変化 → 自律神経に負担

・身体が冷える→血管が収縮→血液循環悪化

・寝苦しさと交感神経が優位になることで寝不足になる

・汗をかく→ 多量の水分補給 → 電解質のバランスが崩れる

・胃液が薄まる → 食欲不振 → 栄養不足

・血液の水分が減りドロドロに→ 疲労物質が蓄積

 

 

夏の水分補給の落とし穴!とりすぎ注意

「ビールで水分補給」の危険

例えばビール!「水分補給」と称してガンガン飲む人は多い。ところが、多量に飲むとかえって脱水症状になる危険がある。

アルコールが利尿作用・発汗作用を促進し、たくさんの水分が 尿・汗として出てしまう。結果的に血液中の水分が不足してしまうことになりかねない。つまり一過性の高脂血症状態になるドロドロ血液は血管を詰 まらせる原因になりかねない。

「清涼飲料水で水分補給」はもっと危険

かといって清涼飲料水を1日に何本も飲んでいると糖分の過剰 摂取になる。

缶コーヒーや清涼飲料の糖分は想像以上。350ccなら約35gが糖分(角砂糖約4個分)。スポーツドリンクでも角砂糖3個分の糖分が含まれている。

糖分のとりすぎは、ビタミンを奪い、さらに体がだるくなる。もともと高血糖の人が清涼飲料水を一度にたくさん飲むと、極度の脱水や意識障害を起こし、最悪の場合は死にいたることも ある。

やっぱり「水で水分補給」の落とし穴

では、やっぱり夏の水分補給は「水」か、ということになる。

最近はペットボトルの水を持ち歩く人が多くなった。ノドが乾く前から少しずつ飲むのが効果的だ。しかし、大量に汗をかいたときは、体内の水分とともに塩分も排出される。それは、汗を少し舐めてみればわかる。塩味がし たら、汗への塩分流出が始まっているのだ。

そんな時に水だけを補充すると、血液中の塩分濃度がますます薄まってしまうので、体は水を汗として排出するように指令を出す。だから、水分だけを補充しても、ますます汗が出るばかりで、血液のドロドロは一向に改善されないのだ。そんな時はスポーツドリンクや野菜ジュース。もしくは塩気のある食べ物をとるのがいい。

 

 

血液ドロドロの季節

夏は血液がドロドロになりやすい季節。命に関わる血栓や梗塞などが起こりやすい状態だ。ストレスで免疫力も下がり、病気が進行しやすく、感染症にも かかりやすくなってしまう。自律神経のバランスが悪くなることで、様々な体調不良が現れてくる。胃腸の調子が悪いと栄養不足になり、内臓やお肌に疲れが出る。

たかが夏バテではなく、かなり不健康で危険な状態になりうる。

夏こそ体調を整える必要があるのだ。糖尿病や痛風、がん、高血圧、肥満の方はなおさらのこと。食生活に気をつけ、規則正しい生活を心がけ、睡眠を充分とり、ストレスをためないようにしましょう。

 

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・・~~ 編集後記 ~~・・

先日、羽田経由で北海道から沖縄に行った時のこと。

北海道の旭川32度。沖縄の那覇は30度でした。

でも、最も暑かったのは東京・羽田でした。ぶわーっと暑い熱気が体を包む感じが、不快でした。

write by 詩(うた)

・・~~ see you! ~~・・

 

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